「髪の毛の先ほどの可能性」を…今…観せてやろう(保健室の死神)~週刊少年ジャンプ2009年52号⑤
保健室の死神
今週の保健室の死神がよかった。
熱かった。
しびれた。
以上で感想終了。さようなら。
…て、そんな感じ。割と、心に訴えかけてきて、文字化出来ない感想ってのもあるのよね。気になった事など。
冒頭の逃げ惑う少女は、龍黄氏のお姉さんの、妹尾竜美さん???顔立ちとスタイルが似ている希ガスが?刀哉さんと龍黄氏は、同級生だから面識があってもおかしくないが。しかし、刀哉さんのドリームは、姉と肩を並べた上に、自分がヒーローになるってものだから、そこの根源となったコンプレックスは分からないけど、割と、姉弟萌え的な要素を含んでいると思う。
廃人っぽくなってしまっている人々、ドリームから抜け出せなくなった人とは、こんな感じか。真哉さんの活きた目と、お姉さんの死んだ目の対比が印象的。今回のシリーズは、ニート、引きこもり、負け組等々…現代の陰鬱な部分を複合した感じになっているのじゃないかな。
私は、一応、会社員だけど、勝てない戦はしたくない人に含まれていると思うな。
そして、今回の熱い所。
ロリ校長(三途川先生)の激昂から始まるシーン。「まだ僕たちは何ひとつ行動をしていない」という言葉の説得力。目の前のお姉さんをボコにして、能力を解除させてもよさそうだが…病魔の本体かどうかも分からないし、それが解除に繋がるかも分からない訳で…。
やってみなければ分からないよ。
無駄だとか…
不可能だとか…
この辺りの、セリフが、ずんずんくる。そして、ラストの…
「髪の毛の先ほどの可能性」を…今…観せてやろう。
で、涙が出た。これは、自分の情緒に働きかける問題で、非常に言葉に表した感想は書きにくい。あえて、解釈するなら、引きこもってもないし、ニートでもない訳だが、その気質を持つ私の心に鋭いメスが入って、目から鱗…という感じだろうかな。行動する前にネガティブに考えてしまう所があるから…そういう部分が反応したかな。
今まで、比較的、バトル寄りの展開を見せてたけど、今回のような陰鬱な雰囲気と、正体不明の敵と戦う感じは、非常に成功していると思った。
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ピューと吹く!ジャガー
行末杏さん、まさかの再登場。というか、50回刻みぐらいの記念キャラクターになるんじゃねえ?「義理堅い」がオチに聞いていたのは、2度読み以降だった。行末さんは、ガリプロの中でも、特に、あかん人に会ってしまうのだねぇ。
べるぜバブ
お、不良バトル展開は、一時中断すか?校舎の瓦礫に謎の人物がいますが???金髪浴衣のよさは、まだ、私には、よく分かりませぬな。まだまだ、未熟って事ですかね。さておき、「ここからが本番だ。忙しくなるぞ。」ってのは、きっと、時期魔王候補が沢山いて、天下一武道会的な展開になるとみた。
バクマン。
大発タントは、ハートの髪型になる前のネームの方が、逆にキャラが立っている思うのだが。
見吉さんの事は、悪化しそうだな…。ちゃんと説明をすればよいのにな…。
リアル読者と少し話して、蒼樹先生がいい!という声を生で聞いた。
しかし、鬼のような情報密度だな。どちらかと言えば、今回は、繋ぎの回である訳だが…。すごい密度と、展開だ。こんなに急がなくてよいのじゃないか?と思うが、読者の一人は、「そこがいいだろJK」と言ってた。そーだよなぁ。
あねどきっ
さらに、姉が登場。名前は、おそらく、冬美さん…でしょうな。しかし、前回にちらっと出た以外にも、前にも登場しているような気がしたのだが…???というか、今回、掲載位置が一番最後ですな…。掲載位置は、変動が多いからよく分からないが…?
冬美さんが、「一生私のもとで働いてもらうわ………!!とか言っているから、序盤の方で、なつきさんが大金を持っていたのは、その辺りが理由なんでしょうね。きっと。非常に、水商売っぽい姿をしている冬美さんですが…なつきさんにホステスでもさせていたのでしょーか???
そうなると、洸太氏の妄想の通りになってしまう訳ですが…???
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